アリナミンVの効果とは?
疲れが溜まった時の強い味方・栄養ドリンク。
中でもアリナミンVはリポビタンDと並んで、人気の栄養ドリンクです。
でも中には「アリナミンVってホントに疲れに効くのかなぁ~」なんて疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
そこで、アリナミンVの効果について調べてみました。
アリナミンVとは?
アリナミンVは、程よい苦味に甘味と酸味を加えたミニドリンクです。
タケダが開発した独自の成分「フルスルチアミン」(ビタミンB1誘導体)が配合されているのが特徴です。
ビタミンB1は健康を維持するために欠かせない栄養素ですが、普段の食事では壊れやすく腸管から吸収されにくいという弱点があります。
フルスルチアミンは腸管からよく吸収されて筋肉や神経の組織にいきわたり、カラダの中で役立つ型のビタミンB1となって効果を発揮します。
【効果・効能】
肉体疲労・病中病後・食欲不振・栄養障害・発熱性消耗性疾患・産前産後などの場合の栄養補給滋養強壮・虚弱体質
【用法・用量】
内容量・・・・・50mL
用法・・・・・成人(15歳以上)は1日1回1ビン(50mL) を服用してください。
【成分・分量】
塩酸フルスルチアミン(ビタミンB1誘導体)・・・・・5mg
ビタミンB2(リボフラビン)・・・・・2mg
ビタミンB6(塩酸ピリドキシン)・・・・・10mg
ニコチン酸アミド・・・・・25mg
L-アスパラギン酸ナトリウム・・・・・125mg
無水カフェイン ・・・・・50mg
添加物・・・・・DL-リンゴ酸、クエン酸水和物、酒石酸、白糖、パラベン、安息香酸Na、香料、エタノール、グリセリン、プロピレングリコール、バニリン
ビタミンB1は、炭水化物(糖質)のエネルギー産生に重要な役割を果たします。
ビタミンB2は、三大栄養素(脂質、たんぱく質、糖質)をエネルギーに変える際に役立ち、特に脂質の分解に関与しています。
ビタミンB6は、タンパク質の分解・合成に関与し、エネルギー産生に役立ちます。
ニコチン酸アミドは、ビタミンB群の一種で、体内でさまざまな酸化還元反応を幅広くサポートする補酵素として働いています。
L-アスパラギン酸ナトリウムは、味や酸味を改善する添加物です。
無水カフェインは、中枢神経を刺激することによって眠気や疲労感をとり、頭の重い感じをやわらげる成分です。
アリナミンVの効果は?
まず、カフェインが交感神経を刺激して、眠気を覚まし、覚醒させます。
そして、微量のアルコール(エタノール)が高揚感を高めます。
さらに糖分(白糖)によって血糖値を高めて、気分を高めます。
こういったことから、一時的に疲労を感じなくさせる効果が期待できます。
ビタミンB1、ビタミンB2などのビタミンが配合されていますが、これらのビタミン群は普通に食事をしていれば、摂れている栄養素です。
わざわざ栄養ドリンクで摂る必要はありません。
ですが、普段の食生活に偏りがある方は不足しているかもしれません。
アリナミンVに期待できる効果は、一時的に疲労感をなくすことです。
根本的な疲労回復につながるわけではありません。
疲労の正体は自律神経の疲れ
ここ10数年で疲労に関する研究が進み、疲労を起こすメカニズムが明らかになってきました。
長い間、疲労は体に乳酸が溜まるからだと信じられてきましたが、それが間違いだと分かりました。
むしろ、乳酸は疲労回復に重要な働きをしていることが分かりました。
では、疲れの正体は何か?それは自律神経の疲れだというのです。
自律神経は脳の中心の脳幹にある全身の機能を司る神経です。
呼吸する、食べ物を消化・吸収する、汗をかく、脈が速くなるなど、これらは人間が意識して行っていることではありません。
自律神経はは常に私たちの体を正常に近付けるように日夜頑張ってくれています。
自律神経が弱ってしまう(機能低下を起こす)と血圧のコントロール、血糖値のコントロール、血液のコントロールが出来にくくなります。
その結果、自律神経が弱った状態が長く続くと高血圧、心筋梗塞、脳卒中の発症リスクが非常に高くなることが分かっています。
日ごろから自律神経に負担をかけすぎないことが疲れをためにくい体を作る(疲れを回復させる、疲れを残さない)重要なポイントです。
自律神経の疲れを取り除く食べ物とは?
最新の研究で自律神経の疲れ解消に繋がる成分が明らかになりました。
その成分がとても多く含まれている食べ物は鶏のむね肉です。
鶏のむね肉にはイミダゾールジペプチドという抗酸化物質が豊富に含まれています。
疲労回復に相当良いという研究データも出てきているそうです。
渡り鳥はニュージーランドからアラスカまで1万1000kmの距離を飛び続けることができますが、何故そんなことができるか謎でした。
その研究をしていく中で分かってきた物質がイミダゾールジペプチド(抗酸化物質)です。
鳥はイミダゾール・ジペプチドの抗酸化力を発揮することでそこで疲れを起こさないようにしながら飛び続けることができるということが分かったんです。
ニワトリは今は飛びませんが、遺伝的に羽の付け根部分にイミダゾールジペプチドをたくさん持っているそうです。
しかも、鶏むね肉から抽出したイミダゾールジペプチドを人間が摂取しても自律神経の中枢にきちんと作用して疲れないようにできるということが分かったんです。
臨床試験で2週間、イミダゾールジペプチドを摂取すると約75%の人に疲労回復効果が見られたんだそうです。
ただ、1回食べただけでは効果がないので、2週間以上、1日100gを毎日食べ続けることが必要です。
疲れを取る成分「イミダゾールジペプチド」は熱に強いので調理がしやすいのも特徴です。
から揚げ、蒸し鶏のサラダ、胸肉の焼き鳥などで様々な調理法で鶏のむね肉を食べるようにしましょう。
イミダゾールジペプチドを手軽に摂る方法
疲労回復に抜群の効果があるイミダゾールジペプチドですが、「鶏のむね肉を毎日食べ続けるのは大変!」という方も中にはいらっしゃるでしょう。
そんな方はイミダゾールジペプチドを手軽に摂れる「イミダペプチドドリンク」をおすすめします。
1本で1日分目安の200mgのイミダゾールジペプチドを手軽に摂ることができます。
今なら、10本980円(税込・送料込み)で試せますから、気になる方は一度、試してみてはいかがでしょうか?
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まとめ
いかがでした?
今回は、「アリナミンVの効果」についてお伝えしました。
最新の疲労研究によると、疲労の原因は栄養不足ではなく、脳の疲れ(自律神経の疲れ)だといいます。
疲労に関する正しい知識をつけて、疲労に正しく対処していきたいですね。